超能力となると空中浮遊のやり方も、話題にあがることの一つです。かって、オウム真理教の教祖である麻原彰晃の、空中を浮遊している写真も注目を集めました。
多くの信者を集めたその写真も、高いところから飛び降りた一瞬を撮影したもの。当初は、空中浮遊が修行次第で可能と喧伝していました。
マジシャンが実際におこなっている空中浮遊には、もちろん種ともいうべきトリックがあります。あの有名なシルバーマンが行う、「人体浮遊マジック」の種明かしから。
彼の空中浮遊マジックは頑丈そうな箱がステージ。パフォーマンスをしている際のスコップは、この箱に固定されている状態。
シルバーマンがおこなっているのは完全な空中浮遊ではなく、左手で身体を支えながら宙に浮いているもの。彼はジャケットを着ていますが、やや背中が膨らんでいます。スコップの柄には、ハンドル状のものが付いていることが確認できます。
どうやらシルバーマンは背中に器具を背負っていて、スコップとそれとを繋げることで身体を支持。彼がシルバーの姿をしているのも、背中の膨らみを目立たなくするという理由かも知れません。
ただトリック自体はシンプルですが、その状態を維持しながら、お辞儀をしたりじっとしているのは至難の業。
よほどのトレーニングを積んでいるのが分かります。やっぱり修行次第ですね。
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